風の便り
図書館
大好きな図書館。


そこで彼と出会った。


見た目はすごくクールでかっこいいのに、しゃべると純粋で子供っぽい。


私はそんな彼に恋をした。



「きゃっ。」"ドサッ"

「ごめん、大丈夫?」

「大丈夫、ありがとう。」

「じゃあ俺は。」

彼がこの場を去るのは早かった。
でも、私の方は別れたくなくて引き止めてしまった。「あの」と切り出してしまったのはまずかったと、後悔した。後悔先に立たずとは、まさにこの事であると、実感した私であった。

彼は迷惑な顔はせず、どうしたの?とでも言うような表情を見せた。
「このあと何か予定はあったりするんですか?」
「いや、ないけど」

私は
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop