一匹狼と無邪気なワンコ

 なんて、他愛のない話を続けながら教室を目指す。


 俺はもう十分だった。


 胸の内を知れたし、コイツの闇がなんなのかまだ分からなくても。


 
 明日の俺達は、今までと違うはず。




 俺はそう確信している。

< 357 / 482 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop