一匹狼と無邪気なワンコ
もしかしてこれって夢だったり。
それとも俺って実は小説か何かの主人公だったり。
なんて考えが頭の中をぐるぐるぐるぐる……
「今日は早く帰って休め。明日遅れないようにな」
「うん。じゃーね、センセ」
家路についてからもやっぱり俺は半信半疑だった。
本当に死んでしまったのだろうか?
俺はまるで小学生のように、そんな考えをぐるぐると繰り返していた。
こうじゃなかったらいいのに、とか。
そんなはずないのに、とか。