一匹狼と無邪気なワンコ

 俺がバカにするとでも思ったのか?


『絶対心配すると思ったから。余計な気を遣わせたくなかったんだ。俺なんかのために』



 そんな――お前の為にならなんでもしたのに。



 俺はお前の悲しみや苦しみを分かってあげたかった。


 ひとつでもヒントをくれたら俺、力になれた。



『お前とは楽しい時間だけを共有したかったんだ。それがワガママだと分かっていても、俺は……』

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