一匹狼と無邪気なワンコ


「明日ならいーよ。ね?」


「ん? あぁ、俺は別にかまわない」



 明日一緒に食べる約束をし、俺たちは屋上へと上がった。


 雲行きが怪しかったからか、生徒はまばらだった。


「こっちこっち。今日はここね」


「あぁ」


 屋上の入り口と反対側のベンチだった。


 日陰になっていて、なんとなく肌寒い。

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