CHANGE〜警視庁特殊捜査課〜
「なんだ?知り合いか?」
警視監並びに、他の皆さんも不思議そうな顔で私達を見てる。
「しっ、知り合いというか…」
そんな可愛らしいもんじゃないですよ。
「こいつが警察学校の入学時に教官だったんです。」
落ちた昼飯を拾いながら言う教官。
「あぁ、そういや一時期お前あっち行ってたなぁ。」
パンを食べてた男性が笑いながら言う。
「……あの時はどうもお世話になりました。」
思わず声が低くなった。
顔も歪んでしまう。
「…なんだその棒読み加減は。」
教官も目を細めて私を睨む。
そら棒読みにもなりますよ!