Period〜10年目の恋〜
Prologue


あなたと出会ったのは

私がまだ高校一年生の春



あなたは私の教師




叶うはずないこの恋に




私は何度自分へ


『諦めろ』と囁いただろう



あなたの傍で笑って
一緒に馬鹿やって



好き



この二文字を言えないまま


私は卒業…


あなたも学校を辞め実家へと帰ってしまった





あの時は後悔したんだよ…



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