龍の女神となるべき姫【上】
「―――っ!!」
それはあまりに悲痛な叫び声で。
それはあまりに切ない叫び声で。
気づけば。
「大丈夫だ……。俺はここにいる……」
亜美の手を握りしめながら、そう言っていた。
すると、亜美は寝てるにも関わらず、手を握り返してきた。
「俺はここにいる」
そう繰り返し言ってるうちに、亜美の涙も止まり、最後には安心しきった顔になった。
そのことにほっとし、嬉しくなりつつも、俺の胸の痛みはさらに広がっていた。