龍の女神となるべき姫【上】
《いや、亜美はいくら疲れていようが、寝不足だろうが、他人の前で寝たりしねぇよ。
寝たとしても、眠りは浅ぇはずだ》
「そんなはずないっすよ。
運んでも起きる気配ありませんでしたし」
《運んだだぁ!?
お前まさか、お姫様だっことかしてねぇだろうな!?》
いちいち大声出すなっての。
だいたい、頭撫でたり額にキスしたりもしたし。
……これ言ったら、双子が揃って乗り込んできそうだな。
「そのまさかっすけど?」
《~~~!!
まぁ、風邪ひくよりは……まし、だと…思う…ことにする……》