龍の女神となるべき姫【上】
ばかだけじゃ言い表せない。
大ばか者たちだよ。
「……あ、亜美。ばか言うなや。
ばかよりあほの方が親しみがわくや「はい、秋都は余計な口を挟まないでねー」
……。
秋都と留衣のおかげで、なんとも微妙な空気が流れた。
『……こほん』
私は咳払いを1つすると、おもむろにソファーから立ち上がり、悠基の前に立った。
ソファーに座る悠基をにっこり見下ろすと―――
「……!?」
「「「……」」」
―――でこピンしてやった。