龍の女神となるべき姫【上】
うわ、やばい。
今のはきゅんときた。
2人は無駄に顔がいいんだもん。
妹の私でもときめいちゃうって。
……あ、禁断の恋とかはないからね。
私が思わずドキドキしていると。
「かわいい亜美のためなら、たとえ火の中水のな『ありがと優兄。またね』
わ、私のときめきを返せー!!
やっぱ、黎兄はいつもの黎兄だな。
「えっ、亜美?俺は!?」
何か聞こえたけど無視無視っ。
屋上行こっと。