*王子様に恋をして*




ズバリと言い当てられて内心びっくり


そうしていたらくい、とやさしく手を引っ張られた


「どこの教室?連れて行ってあげるよ」


「えっ?!」


まぢで?!よかった~


「あっありがとうございます」


じゃあ行こうか、とゆっくり歩き出す王子様


「あ!」


「?」


でも、王子様だって授業あるんじゃ…


私だけのために迷惑かけちゃダメだよね…


「あの…やっぱりいいで…」


「大丈夫授業とか気にしなくていいから行こ?」


「えっ!あの」


大丈夫だから、と微笑まれると何もいえない…


私はそのまま王子に手を引かれて授業の始まる(正確にはもう始まっている)音楽室まで連れて行ってもらいました




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