一男三女物語
「できたよ!」

そう言うと田辺はテーブルの上に料理を運びだした。

「うゎ〜すごい!本当に料理できるんですね?」

「じゃ食べようか!食器出してくれる?」

「食器出すぐらいなら私にもできます。」

「ハハハ…」

田辺は笑いながら椅子に腰を下ろした。

「いただきます。」

早紀は手を合わせて田辺の作った料理を食べ始めた。

「旨い!本当に料理上手なんですね?」

「早紀ちゃんもこのくらいすぐできるようになるよ!」

「そうですかね?私、才能ないですから」

「料理は才能じゃないよ!経験だよ。数をこなせば大丈夫だよ!」

二人は楽しい夕食と会話を楽しんだ…

「私、もうだめ!食べ過ぎたかも?私が洗い物しますから」

「ありがとう!お願いするよ!僕はシャワー浴びてくるから」

「はい!」

早紀は心の中でいよいよ来る時が来た。今夜は、私の記念する日になるんだわ!そう思いながら食器を洗い始めた。

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