たった一度の人生を…
幼少時代
幼少時代の私は
小さくて活発な女の子だった

負けず嫌いのくせ弱虫で泣き虫だった



でも私が壊れてきたのは
6歳の頃


パパはリストラで酒に溺れた


ママはパパから暴力をうけてた


毎日殴られ蹴られ


酷いときはビール瓶で殴ってた



それでも優しい時は
すっごく優しいパパが
大好きだった



でもママが堪えれなかった



ママは私に当たるようになった



「あんたさえ居なければ」



呪文のように唱え
私を殴り続けた


幼稚園の先生も
私の体の痣に気付き
家庭訪問をした時もあった



先生達は児童相談所にも
連絡をしていた



児相は何も動いてくれなかった



私に対する虐待は酷いものだった



ナイフで体中切られたり
針でプスプス刺されたり


でもママは殺そうとはしなかった



ただ泣き叫ぶ私を見て




笑っていた
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