この身を捧げて償いの愛を
「先生?どうしたんですか?
はっきり言ってくださいよ‥っ!」
声を荒げ乱れた理亜のお母さんが叫ぶ
「非常に申し上げにくいのですが…
背中に鉄筋の端が当たったようで
大量出血をしていました。
血液は輸血でどうにかなったのですが
傷口はえぐれていて
生き残れただけ奇跡なんです」
「えっ?先生!
娘の…娘の背中の傷はちゃんと消える
んですよねっ!?
あの子は女の子なのよ!?」
メニュー