ヒマリュウ-Ⅲ-



内心…勢いで言い出したコトだけど、楽しみでもあった。

4人で出掛けるなんて久しぶりだし!!



『ありがとうっ』



お礼を言うなり、電源を入れたケータイはそのまま放置して……ふたりを起こすため、隣にある子供部屋に向かった。



―――――――…
―――…



『緋舞〜!!龍〜!!』



…体の痛みは変わりなかったけど、楽しいこととなれば話は別。

イベント大好き人間だから、行き当たりばったりもかなり平気だったりする。



「……マ、マ?」



< 200 / 287 >

この作品をシェア

pagetop