ヒマリュウ-Ⅲ-
「コレですか?」
「ああ、ありがとな」
「…いえっ!!とんでもない」
パソコンを持ってきてくれたタクにお礼を言いながら、
渡されたパソコンをあたしに手渡す冬可。
あたしもそれを何も言わずに受け取ると、指をポキポキ…と鳴らした。
そんな流れ作業を、驚いた様子で見つめるのは高校生組と、ハヤト。
……ムリもない。
きっと見たことないしね。
よし…と自分に気合いを入れ直して。
――…カタカタカタカタ
緋舞を助けるために、画面に向かった。