HAPPY⇒DAYS ~甘い恋愛~

 のどの奥に詰まった言葉。



「悠クンは、家を継いでちゃんとした人と結婚して、
 お父様に負けないくらい頑張ってね」



「嫌だね

 俺は親父の跡を継ぐ気はない」





 まっすぐあたしを見つめる悠クン。





「悠クン。

 早く行って…」



「無理」



「お願い」



「嫌」





 あたしの決心が揺らぐ前に…




「早く行って!!!」



 怒鳴ってしまった。




「…俺がここからでたら終わりなんだぞ??」


「もぅ話すこともできないかもしれないんだぞ??」


「なぁ、蒼依」





 そんな悠クンへ。


「最後は笑って…終わろうよ…」



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