記念日
「亜希…俺は、お前の彼氏だ。」
さっきよりもってびっくりした顔をする亜希。
「え…でも…だって…」
思い出そうとする亜希…
しかし頭をかかえ泣きそうになった時
俺は止めた。
「いいよ。ゆっくり思い出せれば。」
亜希は横を向き、コクンとうなずくと布団に入った。
「なんか、食うか?お腹減ったろ?」
亜希は横を向いて首をふった。
「そっか。じゃあ雑誌か何か買ってくんわ。」
そういうと亜希はこっちを向いて小さくありがとうといった。
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