たなばた



短く返事したけど
もう呼ばないで…

涼「いっぱい中に出たよ」

結「…は?」

涼「もし、結来のお腹に俺との赤ちゃんが出来たら産んでね」

こいつはどこまで
狂ってるのか
神経を疑うほど…

結「あんた頭大丈夫?病院行ったほういいよ…」


そんなあたしの声は
届くわけもなく
涼はベッドの上で眠ってた
殺してやりたいぐらい憎い

もう二度と関わらないと
心に決め置き手紙を書いて
涼の家を出た。


<いままでありがとう>









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