PRINCESS story

「王様、お呼びでしょうか」

「入りなさい」


ウエディングドレスを着ていると、動くのも大変……

そんなことを思いつつ王様の部屋に入ると、そこには奏斗と王妃様、雅さんもいた。



「まあ、すごく綺麗よ!」


雅さんに言われて、恥ずかしくなり顔を伏せる。


「琴葉姫、緊張していないか?」

王様に聞かれ、私が答える。


「とても…緊張しています」


「そうか。そうだろうと思っていたよ。
でも、パレードの最中は下を向いてはならない。
たくさんの国民が君を見るのを楽しみにしている」

「はい」


< 49 / 399 >

この作品をシェア

pagetop