最恐彼女と一途な彼氏


すると1人の男が声を震わせながら言った


「じゃ、じゃあこの写真はどう説明すんだよ!!これが何よりの証拠だろ」


そう言って男は黒板に貼ってあった紙を引きはがし、私の目の前まで持ってきた


私は軽くその男を睨んでから紙を奪い取る


「そんなこと言われてもねぇ、太一は友達だし、もう1人の男は誰か分かんないし…」


「あなた、しらばっくれるつもり!?こうして写真があるんだし、知らないなんて通用するとでも思ってるわけ?」


「思ってる。ってか実際知らないもんは知らないんだし」



.
< 53 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop