最恐彼女と一途な彼氏


残された太一の表情には困惑の中にも、多少の嬉しさが混ざっているように見えた










ドクンッ












(どうして?どうして私の心はこんなにも悲しんでいるの?)




「結菜…大丈夫?」


「弥生…」


「泣いてる」


そう心が。





違う…心だけじゃない


頬を伝う涙


私泣いてる…



.
< 74 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop