spiral "again"

鼓動は速くなるばかりだった。


っ…体中が熱い

徐々に、ブレザーに隠れていく自分の手


肩辺りも、異変を感じた


「どんどん…縮んでく?」

必死に痛みに耐える中、誰かのそんな声が聞こえた気がした。

縮んでく?

何の冗談だよ?


「っーーー!」

「「「海っ!」」」



突然、俺を光が包み込んだ。




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