spiral "again"

「…本当の敵…か。」

一気に現実味が増した言葉



実際、愁が襲われるまで信じていなかった。


起こらないで欲しいと思ってたし


起こるはずないと思ってた



だけど、そんな考えは一気に吹き飛ばされたんだ。




俺も教室に向かって歩き出す。



俺達は気づかなかったんだ



この出来事が、アイツ等からの始まりの合図だったなんてーー




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