最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
「はぁくんは瑠琉さんと
どうなったの?」



思いきって聞いてみた。


「いや・・・
あのままかな・・・」



「何で?宙ぶらりんは
可哀そうだよ。
ハッキリしてあげないと
同じ女の子として
前に進めないよ……。」



「うん。
わかってる。
ただどうしてもアイツと
話したくないんだ。」




「ずいぶん怒らせちゃったんだ。」




「まあな~」



私ははぁくんに手を
差し出した。


「何?」はぁくんが
驚いた。



「握手して・・・・
未来が幸せになれるように
それから
はぁくんの幸せを祈ってること
それから 
二人で一緒に過ごしてきた
素敵な時間に
お別れするために
握手しよ?」




はぁくんの表情が
少し固まった気がした。
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