【完結】キミと運命と裏切りと涙。







それでも俺の体は、言うことを聞くようになんてできてない。


このままじゃほんとに笹川をめちゃくちゃにしてしまいそうだ……。




「……せん、んっ」


「やめろ。……黙ってろ」




ダメだ。……もう俺が俺じゃないみたいだ。


俺の心と体は完全に笹川に支配されてるみたいだ。




「んっ……あっ」


こうなったらもう後戻りはできないし、俺の理性も後戻りできるほどいいようにできてない。




「ほんとにいいんだな?」


「……はい」




結局俺はその日、自分の理性に負けてしまいベッドの上で笹川を愛してしまった……。
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