キケンな幼馴染み。
「みゅーと俺はれっきとした許婚だよー」

「ちょっ…!勝手なこと言わないでください!」

「勝手?ちゃんと婚約したじゃん」

「そんなの…知りません!」


そんな会話が毎日のように続いた。

話を無理矢理進めようとするその強引さは、まるで昔の自分を見ているようだった。
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