キケンな幼馴染み。
プルルル…


残った悠くんのケータイに電話がかかってきた。


「もしもし…」


悠くんの声に元気がなくなる。


「あぁ…分かってるよ」


そう言って、悠くんは空を見上げた。

その空には暗雲が立ち込めようとしていた。
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