キケンな幼馴染み。
「…もう!」


それだけ言って、勉強を再開する。


「……」


ふとペンを止めた。

もし私が勝ったら悠くんとはもう…


「あー何考えてんだ!それでいいじゃん!」


自分に言い聞かせるように言った。

それとは逆に、私の左手は頭に触れていた。

さっき悠くんに触れられた頭に…
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