Heart of Melody



ある日。めんどかった授業が終わり、授業間の10分の休み時間。



「ねぇ、ちょっと、聞いてる?」


「……」



「ねぇ!水無月!」


「……」


「水無月さーん…みなさーん…みなちゃーん…」



「………」



「………ι水無月ぃ!」



「ぅわっ!何ιでかい声出してι」


「おン前…何回呼んだと思ってんだッ!!!」



うちは暫くボンヤリしていたらしく、師走は何回も呼んでいたらしい。



「ごめん~((笑
myworldに行ってた((笑」

うちは笑いながら言った。



「~~~ι水無月…アブナイ奴か?」


師走は軽蔑の目ι



「いやいや、ただちょっと妄想癖があるだけでぇ後は通常に出来てるから♪」



「妄想癖ってオイオイ(-ω-;)」


師走は呆れ顔ι



「あはっo(>▽<)o」


うちははぐらかした。



「水無月って何者?」


長月が話に入ってきた。



「ん?普通の人間」


「それは見ればわかるわ!」


長月の鋭いツッコミ!


「妄想癖の話だろ~?」


師走は椅子をギシッと軋ませ、後ろにのけ反った。


「なっちゃんってそんな子だったかな?」


こぉちゃんも話に参加♪



「妄想なんて、ただ単に今日こんなことが起きればな~とか、そんなくっだらないものばっかだよ!

決して変な事とかアッチ系なんて考えてないからね!そこんとこ、よろしく☆(゚▽゚)/」


うちが必死に語った。



「ブハッ!!!!」


突然師走がふいた。



「!!!?」



「アハハッ…お前そんなキャラだったの?マジウケんだけど~」


「はひ?」


「確かに、水無月のキャラはウケるよな((笑」


「なにそれぇ!長月まで……」



「事実だよ!なっちゃん♪でも可愛いキャラじゃん!(*^ω^*)」



「こぉちゃんまで!( ̄▽ ̄;)」



うち、変?




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