恋愛聖書(清書)
koi
会社からの帰り道。雨上がり。満天の星。

空を見上げて歩いていた。

いつものお寿司屋さんで自分にご褒美をあげよう。

「大将、おすすめは?」

イケメンの大将は 優しく微笑んで カウンターから取り出す。

大将の刺身を置く手と 私のビールを飲む手が ちょっとだけ触れる

あっ

きまずそうに目を合わせる二人。

「こい みたいですねどうやら。」

と言ったけど無視された。


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