天然BOYに振り回されちゅー(´Д`;)

◇森っち?・◇


「今日もなっちゃんモテモテだねぇ~、ねっアイリ?」


トモミが耳元で囁いた。


「知らない。天然ってゆーか、ただのタラシでしょ」


「なんでそんなヒドイ言い方しかできないのー?」


「あーゆうタイプ苦手だもん。」


ため息をつく。


だって、本当に苦手なんだもん・


誰にでも人気者で


いつもクラスの中心でいる人。


なんだか、一人だけキラキラして見えて


眩しいよ。


「私、トイレ行ってくる・」


「いってらぁ~」


グイッ


「ひゃッ」

教室のドアの前で誰かに腕をひっぱられた・


振り向くと


152センチの私を見上げる


171センチのなっちゃん。


「おはよう、森っち♡」



くったくのない笑顔で笑う


我がクラスの天然王子。





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