天国のあなたに〜また会える日まで〜[短編]
『お見舞いだよぉ〜』


『サンキュー。毎日悪いなっ』

私は学校が終わると、いつも猛のお見舞いにきていた。


『おじさん達は?』


『あぁ、今日の朝来てさっきまで居たんだけどよぉ仕事だし帰っちまったんだ』

『そっか…』


猛のお父さんとお母さんは少し遠くに住んでいる。

つまり猛は一人暮し。


だから必要な物は私が猛の家に取りに行っている。


彼女の特権みたいなっ





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