ただ、大好きでした。
(蒼井も、引いちゃった…かも。)
一緒にいた子があまりにも女の子らしくて、守ってあげたくなるような反応をするから、
もう少しあたしもどうにかできなかったのかと、頭の中では世話しない反省会が繰り広げられていて。
(あぁー、もう最悪)
後悔の波が、ジワジワと襲いかかってくる。
だけど、さっきまで頼りないと思ってた月光が、白い歯を覗かせながら満足げに笑う蒼井を魅せてくれていて。
「蒼井がいきなり驚かすからー!」
同じように、表情を弛めた。