ただ、大好きでした。
扉をひとつくぐっただけで
お花畑は枯れ地に
季節は、春から冬へと
変身を遂げた
されるがまま、佑樹の前に立たされたあたし。
なに言われるの?
もしかして…リンチ?
あたしなんかしちゃった?
マズイこと言っちゃった?
やだ。怖い…
ガタガタと小刻みに体が震える。
喋らずに、ただ佑樹を見つめる。
いや、
喋れずに、固まっていた。
そんな中、
まるでスローモーションのように、
佑樹の口がゆっくりと開かれる。
「好きです。
オレと付き合ってください。」