ただ、大好きでした。




「やだよ…


離れちゃうなんて…

やだ、やだ…



やだよ…っ」





ずっと一緒でしょう?あたし達




白い床には一粒サイズの水溜まりが、ポタリ


雫は小さな雨になり、顔を覆った制服の袖を濡らしていく





蒼井の隣にはあたしがいて


あたしの隣には蒼井がいる




ずっとずっと、そうだったじゃん




1年の時から


ずっと、ずっと…






離れるなんて、






「う、うぅ…っ」



─… ウソだよね…?




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