4人のLOVE
どちらもレナには、苦手なタイプ。


もちろん、レオンも・・・。


「おはようございます。レナ様、レオン様」


ちっこいおっさんは挨拶をする。


でも、レナもレオンも無視。


ちっこいおっさんは、そのまましゃべりはじめた。


「私は、このフラワー学園の理事長、それから学園長を務めています。」


このおっさんが理事長?考えられないわ・・・。


「そして、私があなたの担任を務めさせていただきます。」


レナはチラッと見た。


興味がないため、つかつか歩くと、女の人に前をふさがれた。


レナは上から目線で堂々と言った。


「どいてちょうだい」


いつもなら、誰でもどくこの言葉。


しかし、その女はどかない。


「いけません。ちゃんと話を聞いてください。」


「うるさい!私はこんな学校に入学してやってるのよ!」


負けずにレナも言う。


「あなたのお母様が、このままではいけないと思われたからこの学園に入れたのですよ」




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