傷物弟姉
やっと棗が唇を離した。

「朝から何すんのよ!」

「変態!!」

涙目で棗をにらむ。

だが棗の身長は174センチ。

もちろん身長158センチの私は

上目ずかいの形で棗をにらんでいる。

すると棗が、

「それ、そそる。」

また押し倒されそうになった時、

「棗~。まだ優奈起きないの?」

母さん。ナイス!!

「今起きた~」

「あんた後で覚えてなさいよ!」




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