そばにいるのに..

『ちょっといい..?』

あの地味そうな女子が
急に私の腕を掴んできた。

『へっ――…?』

これが田口麻里亜との
出会いだった。


夕方、駅前の
ファーストフード店で
私とあの地味女?麻里亜は
一緒にいた。


『ごめんねッ、急に誘って…』
この麻里亜っていう子
一見地味に見えるけど
良く見たら結構――…
優等生タイプの子だな。

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