君を想う
Chapter2 告白

好きってこと

・・・日曜日


私と咲帆ちゃんは 駅前の洋服屋に居た


「麻美! これ可愛い!」


そう言って 咲帆ちゃんは


ワンピースを差し出した


「丈・・・短くない?」


「えー? そうかな?


麻美 試着してみなよ!?


すみませーん」


咲帆ちゃんは 私にワンピースを


差し出した


店員さんがやって来た


「この子にこれ試着お願いします!」


「かしこまりました 


こちらへどうぞ?」


私は試着室に向かった


靴を脱いで カーテンを閉められる


それにしても・・・このワンピース


大丈夫かな?


でも・・・一応着てみよう


そう思い 着ている服を脱ぎ


ワンピースを着た


・・・やっぱり 丈短いよ


見えないかな?


「さ・・・咲帆ちゃん?


これ やっぱり短いよ・・・」


そう言いながら カーテンを開ける


「・・・え?」
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