君を想う
「麻美!」


振り返ると お兄ちゃんが立っていた


そういえば・・・


今日バイトだって言ってたな


「あ・・・」


どうしよう・・・


思わず俯いてしまう


お兄ちゃんは こっちにやって来た


「・・・誰?」


「あ・・・今 送ってもらってて


同じクラスの倉崎君」


少し顔を上げて そう言った


「・・・そっか ありがとう


倉崎君 後は大丈夫だから


帰ろう? 麻美」


「あ・・・うん また明日ね?」


私は お兄ちゃんと一緒に帰った


なんか・・・気まずいな


「・・・麻美 あいつと


付き合ってるのか?」


「へ!?」


突然 お兄ちゃんがそう言い出した


付き合ってるって・・・そんな


「ち・・・違うよ! 


倉崎君は友達だよ?」


「ならいいけど・・・」


お兄ちゃんの顔が 


どこか悲しい顔になっていた


心配・・・かけちゃったかな?
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