LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


「ユリカちゃんの女子力を観察してんのよ、アタシには無い女らしさってやつ?」



リアルに女子力を目の当たりに出来る事なんて早々無いわ。



「アンタ…ライバルに女子力学んでどうすんのよ?それより早くあの子誠二君から引きはがしなさいよ。」



ライバルか?…ライバルなのか!?


アタシはこんなにもヤル気がないって言うのに?



「別にいいよぅ。誠二はユリカちゃんのおかげでお昼代浮くだろうしさ。」



ユリカちゃんだって、誠二にお世話になりっぱなしじゃ気持ちが収まらないだろう。



お世話になったらお礼を返す。
実に良い事ではないか!



「ナツって本当にバカ?って言いたい所だけど、それがアンタの良い所でもあるのよね。…でもバカだけど。」



うおぉぉいマキたん。
2回もバカバカ言っちゃってるよ!



まぁでも確かに利口な方ではないと思う…かと言って決してバカではないと思っている…。



「アタシはユリカちゃんの気の済むまで好きにすればいいと思うんだ。」



言いたい事もしたい事も出来ずに居たら、きっと気持ちを消化する事もできない。



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