RED×HEAVEN
「えーっと、誰ですか?」



とりあえず上に向かって丁寧語で聞いてみた。



「もうちょっとこっちに来たら教えてあげるよ」



1人がそう言うと、目の前がパーッと明るくなり、一本の道が現れた。



光の道?



「歩いて来てー」



今度はもう1人が言った。



この2人、どうやら男女らしい。



何だかよくわからない状況下に置かれているが、とにかく従うしかない。



俺は、突如出現した得体の知れない道を歩き始めた。
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