RED×HEAVEN
同情をしてほしくて話したわけじゃない。



一人でよく頑張ったねって褒めてほしくて話したわけじゃない。



ただ、俺に自分の事を知ってほしかったんだと思う。



俺が何も話さない事を、何も話せない事を、ルイはきってわかっていたから。



だからその分、自分の事を少しでも多く知ってほしいと思っていたんだろう。
< 188 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop