幼なじみは俺様彼氏
だから、空気変えてくれたんだよ。





ありがとう、奏汰…。





やっぱり奏汰がいないとダメだね?






それから、ご飯を食べて、奏汰とお風呂に入った。






「なぁ、楓。」

「ん?」

「この家に住まない?」

「へ?」

「だって今は一応泊まりじゃん?でも一緒に住むってなったらさ、いろいろ便利。」





住む…。




住みたい!!




この家が好き。





楽しくて温かいこの家が好き。






「親父と香保里にはもう許可とってある。つか、待ってたって言われた。」

「奏汰〜!!超嬉しい!!」

「風呂場で抱きつくなよ…。襲いそうだから…。」

「ご、ごめん!!」






だって嬉しかったんだもん!!





「たださ?楓の両親にもちゃんと許可もらわなきゃ。」

「えー…。」

「だから、一緒に行こう?」

「…。」

「また2週間くらいしかいないんだろ?今しかねぇじゃん。」





住みたい…。




でも、2人に会いたくない…。





「…。」

「楓の心の準備が出来たら行くから。」

「わかった…。」




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