幼なじみは俺様彼氏

「楓カワイイ。」

「なに!?いつもそんなこと言わないじゃん!?」





真っ赤な顔であせりだす。





行動の一つ一つがツボ。





俺は重症だな…。






「今日俺ん家来る？」

「奏汰ん家!?超久しぶり!!行く〜♪あ、仕事は？」

「今日はもうねぇよ。」

「やった♪」






付き合ってからは更にかわいく見えて仕方ない。





コイツってこんな可愛かったっけ、ってなんども思った。





「あ、もうすぐ授業終わる。」

「行く？」

「ん〜…もうちょっとだけ！」





もう…。





俺我慢生活ちゃんと送れるか？





不安になってきた…。







少ししたら、手を繋いで楓を教室まで連れてった。





周りの目が痛い…。




けど、楓は俺んだって一部の鈍いやつに教えてやろう。





…猫かぶりだから大したことは出来ませんが…。






「奏汰、また放課後ね♪」

「うん。…楓。」

「へ？…そ、奏汰!?」





俺は楓を抱きしめた。





ざまあみろだ。





「奏汰〜…！」

「はは、じゃぁね♪」