幼なじみは俺様彼氏
…違う。




きっと奏汰の嘘だ。




やっぱり奏汰には敵わないな。





「別に謝らなくてもいいです。楓も俺も許すつもりないですから。…でも、もう二度と楓に関わらないでください。」

「……わかった。」

「ありがとうございます♪じゃ!!」





また奏汰に引っ張られて移動する。




先輩方は放心してた。





ついたのは空き教室。





「ふぅ。多分これで大丈夫。」

「ん。ありがと。嘘までついてくれて。」

「あ、バレてた?だよなー…。」





正直、まだ不安だけど。




笑顔の奏汰見てると安心出来る。





「楓。泣きたい?」

「超泣きたい!!でも泣かない!!」

「なんで?」

「奏にありがとうって気持ちと大好きって気持ちのが大きいから泣けない!!」

「カワイイからこい!!」





両手を広げた奏汰に飛び付いた。




奏汰…ありがとう。




また好きになった。




超カッコ良かった!!





「キスする?」

「する〜♪」





強くて優しくてカッコ良くて甘い奏汰が大好き!!



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