幼なじみは俺様彼氏
「楓おつかれ!」

「奏汰!」

「カワイイ〜」





残念だね、海クン。




奏汰はあたしラブ!!





「親の前でラブラブすんな!!」

「なに、香保里倦怠期?」

「ちがうから!!」

「「だよね。」」



香保里チャンと海クンには、倦怠期なんてないない。




子供がいても、子供の前でラブラブだし。





あたしも奏汰とずっとラブラブでいたい!!






「なぁ楓。実はさ、バレンタイン企画で俺と一緒の仕事の話来てるんだけど。」

「へぇ?撮るだけ?」

「…取材も。」





取材…。




海クンとの以来、誰かとっていうのは初めて。




いい思い出がないのです。




「どうする?」

「奏汰と仕事したい〜。」

「取材は?」

「…頑張る。」

「エライ!!俺も、フォローするし。」

「うん!!ありがと!!」

「あー、その笑顔ヤバい…!!」






あたし達も香保里チャン達に負けないね!!






「あんた達も親の前でベッタリじゃん…。」

「香保里達がやるから、出来るんだよ。」

「あはっ、じゃああたしたちのおかげー♪」




ちょっと違うよ…。





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