花嫁の証
「ならどうして
泣いてるの!?
どうして辛そうなの?」
アベルは泣いてる事に
今気付いたようで
固まっている
『何故だ…何故……』
アベルは自分の
涙を手で触れて見つめた
「愛は互いに想い
合わなくちゃ愛じゃない
偽りで作られた愛なんて
脆く弱い繋がりにしか
ならない…」
アベルの手を掴んで
両手で包む
「私は貴方の気持ちには
答えられないけど
友としてなら喜んで
繋がりを持つよ」
優しく結衣花は
アベルに微笑んだ
.